2011年2月27日日曜日

裸踊り??



涙が出ます。

 
 
 

論文完成

推薦いただいた論文がとりあえず文章になりました。

次にするのは推敲です。

一人でやっているので、推敲ということになります。

自分の文章を校正するのはある程度訓練がいります。

自分が何時間も悩んで描いた文章を、バッサリ自分で切ります。

訓練すると、これができるようになりました。


最初やった時は、「でもこの文章、数日考え抜いて書いたよなぁ」と思います。

しかしその文章は世に出れば、そんなことは読者には関係のないことです。

読みやすく、伝わりやすく、ダイレクトで、印象に残る画像と的確な説明。


読みなおしていくと、主従関係がうまくいっていないところが目立ち始めます。自分ではわかっているつもりでも、流れとして読んでいくと、おや、という文章にぶつかります。そうしたらしめたものです。一人校正の第一段階かと思います。

とくに、パーセントを扱う時に注意が必要です。たとえば、どの標本集団に対して「60%」なのかとか、関係代名詞のかかり方が重要になってきます。

こういうことを、体系的に教える講座があってもいいかなと思います。

シンポジウム:「とりあえず症例報告を書こうシンポジウム」みたいな。


始めは背中を押してくれる人が必要です。幸運にも僕にはそう言う人が数人いました。

学会でよく見かける光景なのですが、症例報告等の質疑応答で

「先生はないとおっしゃったが、私は○例ほど経験してますが・・・」

・・・・だったら、論文書いてくださいよと。調べてもなかったから「ない」と演者は言っているんです。

つい先日の会でもそういうシーンに出くわしました。

こうやって、伝えられない症例が、共有されずに埋もれていくのだと思います。

地方病院で働いている人間として、自分の経験以外に学べる場と言うのは、限られています。学会や先輩の話が努力しなければ聞けない場所にいる人間にできることは、論文で調べることです。未知に出会ったとき、論文は多くのことを教えてくれます。総説があればよりありがたいですが、希少症例については症例報告がたよりになります。

巨人の肩の上に立つ。

巨人の肩を少しでも高くできるようがんばりたいものです。

 
 
 
 
 

2011年2月25日金曜日

人生の縁

ネパールの山に登ったことがありまして。Annapurna Base Campで通称ABCというところです。そこにたどりつきシンガポール人4人と友達になりました。

いつか連絡をと思いつつ時が過ぎました。

ふと、Facebookで彼の名前を入力してみると、、、、

おられるではないですか!!!

そうそう、彼だ。

ABCから走るように山を下り、一緒に麓までタクシーを飛ばしたあの人です。

、、、なんか演奏している。。。

ここはどこだ、、、みたことがある。

実は、TTSHでした。

すごい偶然です。

自分が行く病院で彼はコンサートをひらいていました。

電話番号もいただいたのでシンガポールについたら連絡してみます。

人生は縁でつながっています。

嫌い、嫌い、いやだいやだというよりも、

つながりを楽しみいつくしむことを大切にしたいです。

2011年2月24日木曜日

論文推薦

 この前の学会で数少ないOpe症例から必死で出した演題が、うれしいことに優秀演題に選ばれました。ほんまかいな、と思いました。今日届いた封筒に論文投稿するようにという推薦状が入っておりました。

全国学会ですから。。何かの間違いかもと本気で思いました。でもどうやら本当のようだったので、すぐさまFAXにて返送。

最近一個論文がrejectされて凹んでいたので、god's presentでした。

凹んでいる暇があったら、やんなさいよということなのでしょうか。


シンガポールへのカウントダウンが始まりました。

このブログを初めてはや1年近くが経とうとしています。

なんとか入口に立てたようです。


本日別の論文投稿終了。suspendしていたreject論文を思いきって書き直し、新しいjournalに投稿しました。

学会参加して良かったです。ほんとうに。
同時通訳をやっているので、実はあんまり他の方の演題やシンポジウムを聞くことができないのですが(同時通訳をやっていると、まったくといっていいほど頭に残りません、不思議なぐらい!!)。

2011年2月9日水曜日

労働ビザ申請

労働ビザ申請書を熟読中。知らない単語が多々出てきます。法律関係の英語はやはり難しいと感じます。

がしかし、医学英語と一緒で論理的ですので単語の意味さえわかれば問題ありません。


この間シンガポールの古い友人と10年ぶりぐらいにコンタクトがとれました。Facebookはすごいですね。

2011年2月1日火曜日

通訳

 学会が終了いたしました。

学会発表と同じく同時通訳をしているのですが、この同時通訳というものがかなり大変でエキサイティングで奥深いものなのです。


今回は基礎研究が当たっていましたが、あまり予習する時間がなく通訳に入りました。

シンポジウムレベルの発表はおおむね英文で作られたpaperですので助かります。

画面いっぱいの日本語・遠くからだと見えない12ポイント以下の文字。背景と色彩が合わない文字。。そういったもろもろが翻訳・通訳を困難にします。

ある先生から

seven seven ruleというのをうかがいました。

1スライドには、7行、一行には7単語。

確かにこれを越える文字列は、非常に判読しにくくなります。