長い時間でした。
Clinical Observership終了からはや数カ月。
今日メールで
「医師免許申請承認」
をいただきました。
TOEFLも課題点を越え、あとは書類審査だけだったのですが、これもどうやら無事通過したようです。
これでシンガポールでの臨床留学に関する一通りの線路を通ったことになります。
こういう風に欧米だけでなくアジアを見据えた方は少ないのだろうなと思っていましたが、この11月にまた別の日本人医師の方が来られることになっています。
私がシンガポールを目指したのはやはりアジアに魅かれていた、ということが一番なのですが、もしかしたらこういう想いや風潮というものは、あるきっかけを境に、同時多発的に起こるのではないかなと考え始めています。
もちろんそれは、僕がこの半年でシンガポールに向かう多くの日本人に会ったことも影響しているのだと思います。観光ではなく、就職としてここを訪れる人の多さに驚きました。
なぜシンガポールを選んだのか。多くの人が尋ねます。
「いくなら、絶対アメリカやろ???」と真顔で言われたこともあります。無言で笑うしかできませんでした。
あえて言語化するならそれは
いわく言い難い衝動
としか言えないような気がします。年齢的に決して若くなく、かといって歳をとっているわけでもない30代半ばの人間が何かに挑戦する。真正面から罵られたこともありますが、その言葉を受け入れるしかありませんでした。むしろ、真正面から言ってくれたことに、今は感謝しています。
今TOEFLも終えて思います。
もっと勉強しておけばよかった
もちろん一般的な医師に比べたらかなり英語を意識的に勉強してきたほうだとは思うのですが、学生時代にUSMLEを受験されたりしている医学生達を見ていると脱帽します。もちろん、その先にあるものは思っていたものと違うことも多いとは思いますが。
なんとか一つのヤマを越えたようです。どこの国も公的手続きと言うのは長くかかるもののようです。
長かった。
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