medical officerがプレゼンする。
「患者がこうこうだから、UTI疑って今カルチャーしてる。だから僕は当分抗生剤をブロードで使おうと思う」
するとregistraが話の途中で強く言い返す。
「We」
registarが「OK」と話を続ける。
「僕らは抗生剤を続けようと思う。カルチャーが戻ってきた段階で僕は感受性みて変更しようと・・・」
「We」
「I...now..., "We" are gonna change the antibiotics.....」
彼はいつもこうやってMOを徹底的に刷り込んでいく。「I」という言葉を使わせない。
なぜなら、僕らは「チーム」で仕事をしているからだ。
英語におけるこの種のニュアンスは、その人のpersonalityというよりsocial backgroundによるのだと痛感している。こういうささやかな注意を重ねることで、彼は「チームで仕事をしているんだ」と教え込む。叩き込む。決して勝手にはさせない。
とても大切なことだと感心する。
彼の家族説明を聞いていても、必ず「We」を使っている。こういう繊細な配慮が彼をより一層smartに見せる。
「僕がスマートなんじゃない。彼がスマートなんだと」とiPhoneを振り回す。
イギリス仕込みのlady firstと皮肉が聞いていて楽しい。
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