2011年11月17日木曜日

Friends/フレンズ シーズン10


あぁ、4月から見始めた「Friends/フレンズ」がとうとう最終シーズンを迎えました。

思えば長い月日。来る日も来る日もフレンズ、フレンズ。


TOEFLの勉強片手に、フレンズ。

ご飯食べながら、フレンズ。

寝転びながら、フレンズ。

むしろ、寝ながら、フレンズ。

はっと目を覚ましたら、フレンズ終了。

というくらい観ました。たぶんどのシーン聞かれても「ああ、あそこね」と言えます。断言できます。

中には「50回以上見た」というツワモノもおられますが、その人は英語もフランス語も仕事で使っておられます。

大阪生まれ、大阪育ちのMade in Osakaが「字幕なし」でアメリカドラマを見れるようになるとは。

会話のレベルは、、、レベルはとっても低いことばかり話しているんですが、Chandlerの「冗談」で笑えるか、早口のMonicaとRachaellの口喧嘩にどれだけついていけるか(まず初めに見たらほぼついていけません)。ロスのpaleontologyの話題どこまでついていけるか(進化論を信じていないフィービーとの会話は絶妙)。

しかし良い時代になりました。僕なんかは中学校の時に紀伊国屋でPaperbackとテープ買ってきて読んでたくちなので(しかもディッケンズ!!!)、こんなのがもっと早く出ていたらまた違ったでしょうね。

字幕なしで何回も見て、なんとなくストーリーが入ったら次は意識してわからないところをピックアップして、単語のつづりを予想して、字幕で確かめて。。

そしてわかったことがあります。聞きとれていないところって実は

めちゃくちゃ簡単な英単語で成り立っていることが極めて多い、ということです。

英語上級者ならすぐわかるんでしょうが、なかなかこれが掴めません。でも気付きました。

この中学生英単語レベルの聞きとれなかったところをそのままにしておくか、絶対聞けるようになるまで聞くか。

これが全てなんだとわかりました。もちろんNativeじゃないんだから単語を覚えていく努力は死ぬまでしていかないといけないでしょう。どんなにリスニングを頑張ったって、「修正憲法第何条」とかはいつまでたっても言えません(これも実はFriendsに出てきます)。。ただ中級学習者でありながら上記の点をおそろかにして、

わかったつもり

を続けていくと、たぶん伸びないと思います。そしてこれはおそらく、

絶対的なINPUT量を膨大に増やすことでしか解決できないのでしょう。僕のリスニング力が上がった一番の理由は、

1)とにかく膨大なINPUTをする

2)それと同じくして、いわゆる、Conscious listeningを徹底する

そして最後に

3)いいmentorに出会う

  です。

英語の話で、「単語力が一番」とか「とにかくただ聞いていなさい。理解できなくてもいいから」、「真剣に一語一句わかるまで聞きなさい」とか言う人がいます。

要は全て正しいのだと思います。

ただ本当に大切なのは、

 「今あなたはどのレベルにいて、何が必要なのか」ちゃんと見極めてくれるmentorが必要だということです。

 Nativeがmentorであるよりも、熟達した英語学習者に教えを請うのが最も近道だと思います。どこでつまずいているか手に取るようにわかるからです。コンクリートが固まっていないのにすでに「豪華な家具」を置こうとしている人もいたります。私がそうだった気がします。

フレンズに出会っていなければ今の英語力が獲得できたのだろうか疑問です。たぶん、一生の思い出になるでしょう。


 嗚呼、シーズン10突入。どうなるレイチェル!!ロスに同情!!

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