去年の11月、誰にも「仕事に来てくれ」とは頼まれませんでした。
今日11月29日、「SAHがあるから来てくれ」とボスに頼まれました。一応今日は有給を取っているのでOfficialにはOffなのですが、行きました。
手術を手伝わせてもらえることは本当にうれしいことです。最近では後輩の指導を任されるようになりました。知っていることは全部教えています。
人には二種類のタイプがいます。技術を出し惜しみする人、とにかく教えてくれる人。
とにかく教えてくれる人は、後輩にありがたがられます。でもなぜか、上からの評価が、とくに日本ではあまり上がりません。教育熱心であることと、その情熱の第三者的評価が繋がらないからでしょうか。
僕はどちらかというと、やはり知っていることは教えるようにしています。失敗して覚えるのも手ですが、その都度痛い思いをするよりは、こういう痛い思い出があると教えることのほうが大切だと感じています。
とくに海外では、教えるということ自体、言語的障害に必ずあたります。
例えばSTAの剥離についても、日本語なら簡単に説明できますが、これを外国語で説明するとなるとまたややこしいのです。
なので、その言語的克服も兼ねて可能な限り言語化するようにしているのです。
去年の今、「手伝いに来てくれ」と声をかけられることなどありませんでした。
なんともありがたいことです。
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