2012年9月8日土曜日

振り返り

必要があって少し昔の投稿を見返していました。

なんとも失礼な記載等もありましたが、当時のまま残しておくのもそれはそれと思い、変更もせずにおいています。諸関係方々あの時はご迷惑をおかけしました。

1月からまた別の企画が始まりそうです。10月の総会で某出版社と企画打ち合わせをすることになり、総会発表、帰国を兼ねて大阪でインタビューを行うことになりました。インタビューと言っても企画会議なんですが。

 まだ実現するかどうかわかりませんが、とりあえず出版社との打ち合わせまで話が進むことになりました。今後が楽しみですが、どうなるかは蓋をあけるまではわかりません。


 アジアを就職活動の場と考える医師・医学生はいるのだろうか。


それが企画会議の一つのテーマになりそうです。外科医であればインドも視野に入れてもいい時代が来たのかなという印象が出てきました。デバイスも日本価格よりも圧倒的に安く購入できますし、まず外科症例数がケタが違ってきます。

 中国は20床(脳外専用)あるOpe場を毎日回していると聞きました。レジストラが1年交代で医局長のような役割を担い、ほとんど家に帰れず(病院に住む、と言ってました)、絶大な権力・執行力を授与され、「お前はOpe何番」「お前はあっち」と絶対命令を毎日出して回しているとのことでした(20床のOpe場を回すなら、そういう人が絶対いる、、うんうん)。


 さて、日本。


国内で医師が足りていないという時代に、海外に出ていくのか。出てなにを学ぶのか。日本のほうが優れているだろうに。




 均一化する情報・技術の中で、どうして海外なのか。あるいはどうして国内で医療をするのか。

 臨床医として海外を経験するというのはどういう意味があるのか。

 サムソンがUAE・ドゥバイと病院経営を広げていく中、「日本の医療は一番」と言っている日本のプレゼンスはどうしてないのか。John Hopkins病院の海外分院、Duke大学の医学教育輸出(立派な輸出品)ができるのに、なぜ一流と言われる日本の大学医学部が海外に出ていき教育を輸出できないのか。内視鏡技術が一番というなら、講習会を世界中で開いて小銭を稼げばいい。 
日本の企業が病院に器具売り込みに来ているのを見たことがありません。


一方で、アジアに医療を展開していこうとしている人々(ボランティアではなく起業として)が増えています。インドの医療展開を狙った約4000億円の案件等、ワクワクするようなことをしている方もおられます(日本は結局関わりすらしなかった様子)。




 途中で倒れるかもしれないランナー(倒れたけど)ですが、走っているからこそ伝えることが出来ることがある、と出版社の方から仰っていただきました。租原稿ではOKをいただきましたので、1月ぐらいから本格的に動き出しそうです。

 今から楽しみです。







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