風に立つライオン
作詞・作曲 さだまさし
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診療所に集まる人々は病気だけれど
少なくとも心は僕より健康なのですよ
僕はやはり来てよかったと思っています
辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです
あなたや日本を捨てた訳ではなく
僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです
空を切り裂いて落下する滝のように
僕はよどみない生命(いのち)を生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい
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元はさだまさし氏の友人である柴田紘一郎先生の2年間に渡るアフリカでの活動を元に作られた名曲。
異国の地で何を思うか。人それぞれですがある種の寂寞とした感慨、そういったものは共通しているように思います。手ぶらで楽しめる人もいますが、こういう何か心を打つ言葉というものがふと湧いてくるのでしょう。
柴田先生から聞いたお話から、「さだまさし」というフィルターを通し厳選された珠玉の言葉となり紡がれていったのだろう。
昔、この歌を熱唱する先輩が大学にいました。いつも歌うのでまたかと思うのですが、今では彼の歌う力強い「風に立つライオン」が一番好きだと思っています。
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