2011年4月27日水曜日

ピアノマン

「ピアノマン」

ビリー・ジョエル


ある土曜日の午後9時
バーはいつもの賑わい
隣に座っている老人は
ジントニックに首ったけ


彼が僕に話しかけるんだ
「おい坊や、思い出の一曲を弾いちゃくれないか。どんな曲だったかよくは思いだせないんだがな。切なくてそれでいて甘い曲なんだ。そらで歌えたもんだが、、俺が若い頃にはな」

ラララ、ディダダダ
ラララ、ディディダダ


(合唱)
俺たちのために歌を歌っておくれよ、あんたピアノ弾きだろ
今夜は俺達のために
なぁ、ここにいるみんないい気分なんだ
あんたのおかげだよ


バーで働いているジョンは僕の友達
僕にはただで飲ませてくれる
冗談も上手くて、煙草をくわえたらすぐ火をつけてくれる
けど、ここはかりそめの場所

彼は言うんだ
「なぁ、ビル。もうたまらんのさ、こんな仕事」
「わかっているんだ。俺だったら映画スターにでもなれると思うんだよ。この場所からさえ出ていくことができればね」
顔から笑顔が消え去って、彼はそう言ったんだ。


ラララ、ディダダダ
ラララ、ディディダダ


それからポール
彼は不動産屋で小説家
奥さんはずっと放ったらかしのまま
ディビィと話しこんでいる
彼はまだ海軍にいて
そして きっと たぶん これからもずっと


それから
ここのウェイトレスは政治学を勉強していて
横のサラリーマンはゆっくりと酔っ払いっていく
そうさ、みんな『孤独』という名の酒を酌み交わしているのさ
でも、一人で飲むよりよっぽどまし


(合唱)
俺たちのために歌を歌っておくれよ、ピアノ弾きなんだから
今夜は俺達のために
なぁ、ここにいるみんないい気分なんだ
あんたのおかげで今夜は上気分


いつもの土曜日にしては今夜は大繁盛
マネージャーが僕に微笑みかけてくれる
僕がいるからみんなここに集まってくれることを彼は知っているから
なによりも
ほんの束の間でも
自分の人生を忘れることが
ここではできるから

それからピアノがカーニバルのように鳴り響くんだ
マイクがビールみたいに匂うぐらいに

そして観客はバーに座り
僕にチップをくれるんだ
そして言うんだ
「ピアノ弾きさんよ、あんたなんでこんなところでぐずぐずしているんだい??」

ラララ、ディダダダ
ラララ、ディディダダ


(合唱)
俺たちのために歌を歌っておくれよ、あんたピアノ弾きだろ
今夜は俺達のために
なぁ、ここにいるみんないい気分なんだ
あんたのおかげだよ


急に訳したくなって、やってみました。

大好きな曲です。

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