(すでに書いている人は読まないでくださいね。恥ずかしいので)
今回はメモ程度で。
「discussionで何を議論すればいいのでしょうか」
たまに聞かれます。
Introductionに書いたことがすべて。
以上。
以前上級医師に「Discussionに○○のデータもいるんじゃない?トピックだよ」と言われたことがあります。その通りなのですが。。その議論はイントロダクションでは触れていませんでした。ちなみにその先生はまだ一度も論文は書いておられません。学会発表は数え切れないほどされておられます。さらに先生は続けます。
「あと、△△のことも触れておくといいかも。あぁ□□もいいね」と続けていかれます。
あくまで少数臨床レトロデータです。上の先生には「確かに必要ですね。でもこれは総説ではないので・・」と言ってもキョトンとされておられました。
論文において、イントロダクションで触れていない議論はしない、というのが最低限のルールです。そのためのイントロダクションです。たまに議論であれもこれもと触れているものがありますが、それはルール違反だと思います。イントロダクションで提示していないからです。自分のいいたいことをまとめて報告したいのならば、「総説」を書くべきです。
「Discussion」がむやみに長い論文はこの「ルール」を無視しているものが多く見受けられます。
こう考えれば、何を議論しようと悩むことはなくなります。イントロダクションで提示した議題を論じればいいからです。それ以上でもそれ以下でもないと思います。もちろん、多少の例外はあるでしょうけれど。
(あくまで、まだ論文を書いたことがない方のために恥ずかしながら書いておりますのでご了承ください)
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